6月は、株式会社リクルートさまからのご依頼で、リクルートグループさまにてRainbow Month社内イベント “SOGI”をテーマに、ひとり一人が自分らしく自然体でいられる世界を描く ~セミナー&ワークショップ~ を代表おおばやしあやが一ヵ月担当させていただきました。
年始にダイバーシティ推進部の方から「目玉企画コンテンツを一緒に作りませんか」と熱意あふれるメールを頂戴したところから始まり、オンラインワークショップは同社で初めての試みということで、親身に打ち合わせを重ねてくださり、当日運営や準備・実施には社内のたくさんのメンバーの方にご尽力をいただき、また私のほうもテーブルファシリテーターとしてテツラボメンバーはじめ7名の方々にご協力をいただき、この大きなイベントを無事に終えることができました。
セミナーと対話ワークショップにご参加くださった社員のみなさま、裏方として関わってくださった運営のみなさま、各テーブルの対話をお手伝いいただいたみなさまには、心より御礼申し上げます。
その場の感想やアンケートを拝見すると、頭の理解ではなく腹落ちだったり、心に響いている印象のものが多く、「自分も多様性の一部」「まずは自己尊重を大切に」してもらうために、本当のD&Iのために悩みながら数か月推敲を重ね、心をこめてお伝えしたものが、少しでも伝わったかもしれないと、ほっとしております。
同時にオンライン(対話)ワークショップの可能性を感じさせていただく大きな機会でした。安全性を重視した上で、リモートで距離感があるからこそ個人的なことを深くじっくり話せる、自分自身の考えや、画面の中の人とのつながりを大切にし、初対面でも互いの多様性を尊重しあえるダイアログのできることに、時代としてひとつの大きな進歩を感じています。今後もD&Iを組織や社会に推進していくものとして、たくさんの気づき・学びをいただきました。
これも、「性別にまつわる普通・当たり前」というセンシティブなテーマながら、『行う意味がある』という確信を持ち、初の大掛かりなイベントを勇気と熱意をもって共に実行してくださったみなさまのおかげです。このような素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました。
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