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(コラム)ドラッグストアショー/ユニリーバさん探訪記

代表おおばやしのコラムです。


8/20、ユニリーバ・ジャパンの繁田さんにお誘い頂き、東京ビッグサイトで行われたドラッグストアショーの企業ブースにお伺いしました。なんと広いスペースの半分以上が環境への取り組み紹介です。


繁田さんは社内で自ら手を上げ、とても意欲的かつクリエイティブにSDGsやD&I活動に取り組まれています。詰め替え容器の再利用など、これまで積み重ねてこられた活動の一部を、展示品と併せ丁寧にお聞きすることができました。


そんなことができるんだ、ととても感動したので、少しでも取り組みをお伝えしたいと思い、写真とそれぞれにお聞きした解説を入れさせて頂きました。 見て頂けたら嬉しいです。




第23回JAPANドラッグストアショー(2023年8月18-20日)『新しい生活提案と実践、持続可能社会の実現、課題と向き合うドラッグストア』


会場は商談目的の方もいましたが、家族連れなど一般の方のほうが多く、夏休みだからかヒーローショーやトークショー、ドラコスワークショップ、AED使い方講座(by蝶野さん)など幅広い催し。


ブースは生活用品、コスメ、医薬品、サプリ、ペットケア、食品まで幅広く、まさに現在のドラッグストアに行くと買えるもののほとんどの見本市でした。すごい人…!(一般の方は入場無料、登録不要)




ユニリーバ・ジャパンさんのブースは一段と広く、半分以上がSDGsやD&Iへの取り組みでした。こちらのタペストリーは、使用済み容器をUMILE(ユーマイル)プロジェクトで回収し、大きなプラ布を作って、アーティストの方がDOVEの香りイメージにあわせて描いたもの。(現在8種類の香りがあって、テイスティングしましたがとてもいい匂いでした…)


この展示会後は捨てられるのではなく、カットされてカードケースに生まれ変わるそうです。



UMILE(ユーマイル)プロジェクトで容器がタペストリー、カードケースになるまで。使用済み容器を家庭で洗っていただき、お店などの所定の場所で回収⇒粉砕⇒タペストリー⇒カードケースとして製品化、販売


【UMILEプログラム】



この藍色のプランターも、回収されたパウチが材料となって生まれ変わったもの(マテリアルプランター)。


ひとつの鉢を作るのに使用されるパウチの割合が思ったよりも高く、技術に驚きました。さらに、Green Display社が開発したbotanical lightという発明品ともコラボしています。これがまたすごくて! 引用>

『植物と共存する微生物が生命活動をする際に、土や水の中で放出される電子を利用して発電しています。


植物が育つ土壌や水辺に電極を挿しておくだけで電源がなくても、植物が元気に育つ環境があれば電力を得ることができる未来のエネルギーです。』


外から電源をとることなく、微生物の力だけで電気⇒明かりに…生物すごい!これは実際に調布市に設置されています。



【botanical light】




一般的に、パッケージというのは色がついたりしているので、集めて溶かして…のような単純な再生は難しいとのこと。


そこで、工夫やアイデアが必要になってきます。DOVEの詰め替えパウチを、きれいなカラーフレークに生まれ変わらせているのが、アイデアのひとつ。


それを使用してアクセサリー職人さんの手によりアクセサリーにも生まれ変わります。

(会場ではこのフレークを使ったレジンアートのワークショップも行っていました)











再利用からできたカラーフレークとレジンで作られたピアスなど。色もとてもきれいです。




こちらは単純に詰め替えパウチの家庭でできる再利用のアイデア。洗ってクルリと裏返して土を入れるだけ!こういうのも個人的には大好きです。


スターバックス社員の方も、コーヒー豆の入ったスタバさんのアルミバッグを、柄を利用する形でそのままプランターとして使っているとおっしゃっていました。


確かに、底面が四角く立てられるようになっているので、理に適ってる!気になった方でコーヒーを良く買う+緑を育てている方、ぜひトライしてみてください。













こちらも、コラボ企画です。Öffen(オッフェン)とのコラボで、回収された容器がかわいい靴に生まれ変わっています。触り心地が固いのかな?と思っていたのですが、やわらかくて、伸縮性があり、幅広な私の足でも問題なくはけそうでした。ほしい…


【Öffen(オッフェン)】




UMILEプログラムの流れ。プラスチックのリサイクルは単純なものではないですが、できることをしよう、続けようという意気込みを感じます。


【UMILEについて】




小売りをするという前提で、色々な縛りや兼ね合いがありながら、ここまで形にすること、続けていくことはとても大変なことです。


ドラッグストアショーのブースも、普通は製品紹介したいところ、環境への取り組みにスペースを割くことで、ポーズではなく「この活動には意味があって、これをなんとかやっていきたいんです」という覚悟や心意気をひしひしと感じました。


「良さそうなアイデア」は実は簡単に頭の中では思いつきます。それを実際に手足を動かして始めること、続けることにこそ、価値があると思います。

同じくらい、認知されることや仲間を広げていくことも重要です。

それが企業価値だけでなく、社会への影響と繋がり、あらたな常識の醸成となっていくからです。未来は(予測するより)作るもの、というザッカーバーグの言葉を思い出しました。

私もそのマインドでありたい…


写真には撮りませんでしたが、プラスチックの再利用でどんなものがあったらいいと思う?という質問に、来訪者から本当にたくさんのアイデアが貼られていました。環境問題に興味のある方は潜在的にたくさんいらして、そこに繋がっていくために、地道に継続して行っていく大切さもひしひしと感じましたし、勇気をいただけました。




たまたまその後、調布に行く機会があり、駅前広場でマテリアルプランター+botanical lightを見つけたのでパチリ。実際に形となって、街角に置かれていく姿にときめきました。


ここはトイレの前なのですが、夜暗くなるところでも、植物の力によって鉢植えが優しい光を発してくれるところに、胸があたたかくなりました。


植物(というか微生物)の出す光がどれくらい明るいのか、夜に調布駅に行かれる方、トイレ付近ぜひご覧になってみてください。













こちらも調布駅前広場です、プランターに使われている白い石が詰め替え容器が再生されたもの。


肌ざわりも、いわゆる普通の鉢植え用石のようにすこしざらつきがありながら、まるやかな形をしていました。ほしい…



繁田さん、お誘いいただきまして、ありがとうございました。


実際に形になっているものを見て触れることは、地道にD&I啓蒙活動をしている私にとっても勇気をいただいた気持ちです。これから一層活動が知られて、広がっていきますように。


(WBCラボ代表 おおばやしあや)

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