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ダイバーシティ×ソシオドラマ
・ダイバーシティ×ソシオドラマ:ディレクター養成講座(入門編)
第3期生(9月~)募集 締め切りました。
”誰かの靴を履いてみる”…頭で考えるのでなく「感じる・体験する」ことから自己・他者の立場や関係性への気づきを得、こころのD&I実践へ繋げる。

安全性に留意
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4-8名/1グループ

対話がはずむ

オンライン可

とても楽しい

アレンジ可
ソシオドラマ(Sociodrama)とは
ソシオドラマ(Sociodrama)は、精神科医であり社会心理学者の大家である Jacob Levy Moreno (1889-1974)が開発した、『人間関係に起こる課題に台本のない即興ドラマで取り組む、演技力不要の創造的メソッド』です。
完全に体感型なので言葉で説明しきることは難しいものの、以下のことわざがうまく特徴を表しています。
”Put yourself in other person's shoes” ―その人の立場に立ってみるまで、その人のことはわからない
Morenoはクライアントその人個人の中ではなく、人間関係に起こる課題や感情に着目をして「立場や関係性を表現する」ことからソシオドラマを開発しました。誰かの靴を履くとは、その人の立場に立ってみること。自分自身の目線からの推測ではなく、自分とは別の役割を持つ人間として演技の中で振舞ってみることで、その人が実は抱えているものや状況が、よりリアルに体感できます。
Morenoは、人はみな主観的に立場を持ち、役割を演じながら互いに関わり合っているという前提で、上下関係など立場の違いから起きる摩擦が、人間関係の課題である=このときネガティブ感情が起きるとしています。
この摩擦のパターンは社会に生きる人類に共通するもので、「あるある、わかる」「そういうことある!」という側面から課題を取り上げ、ドラマの中で体験したりifを演出してみることから、思いもよらないような発見、深い理解や洞察、モヤモヤ感情の昇華や役割の練習につなげることが可能です。
即興ドラマといいますが、演劇ではありません。潜在意識の領域…人のもともと持つ創造性や自発性を引き出す手法なので、演技力はまったく必要とせず(むしろないほうがいいくらいです)、驚くほど無理なく自然に演じられます。「私なんてこういうこと苦手で…」という人ほどユニークな個性を出せることがよくあり、「こんな才能があるなんて知らなかった」と、自分や人の意外な一面やそれこそ台本のないドラマが見え、多面的に気づきがたくさんなのはもちろん、人間関係の課題というシリアスなものを扱っていても、とても面白く楽しいのも特徴です。
この手法では、人間が集まるところに起きる課題はすべて取り上げてみることができますが、かといってプライベートな状況や心理に踏み込みすぎることなく、距離を置いて安全に学びを得ることができます。
「頭で考えてもわからないことを実演して感じてみる」「相手の立場に立つ、自分の立場を見直す」「人間はみな違うからこそ、ひとつの立場から判断せずに俯瞰でとらえてみる」。
このような創造性を引き出し利用する手法は、代表おおばやしが学んだ北欧では教育や医療、福祉、仕事の現場で広く頻繁に利用されていますが、論理的思考ベースでは今まで使用しなかった無意識の領域にアクセスできることから、学びや気づき、面白さが大変ある奥深く可能性の多いメソッドだとこれまで大変好評いただいています。
また、コロナ禍により研修やワークショップ等は軒並みオンラインとなっておりますが、オンラインセッションであってもとても効果が高く楽しく、さらにリモートならではの利点(画面の中だけで距離感があるので感情表現をしたり演じやすい)があることも弊社では実証を重ねており、「多様性理解」「感情を理解する」「相手の立場に立つ」が現在の日本の状況や企業内ダイバーシティ推進等において、安全に力を発揮できるメソッドであることも大きなメリットです。
WBCラボのダイバーシティ×ソシオドラマ
WBCラボでは、D&I研究や安全な場創りと対話の専門家が、フィンランドで学んだソシオドラマのメソッドを、基本を大切にしクライアントの目的や特性にあわせ柔軟にアレンジします。D&Iのためのソシオドラマという目的をもち、他にも多数の効果的コンテンツがあるため、クライアントのニーズからオーダーメイドで組み合わせ、より一層頭にも心に響く体験をお約束いたします。
オフラインでも可能ですが、オンライン開催でも十分力を発揮でき、「リモートでここまで楽しく、学びが多いことができるとは思わなかった」と多数感想を頂戴しております。
個人向け
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一般開催ワークショップ(テーマ:感情と向きあう・EQ・パートナーシップ・職場の人間関係・各種ハラスメント予防等)
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ディレクター養成(基礎)講座
WBCラボ主催の個人向けワークショップについてはおしらせをご覧ください。
組織向け
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クライアント様のニーズに合わせオーダーメイド提供します(以下は例)
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EQ(こころの知能指数)向上
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ダイバーシティ&インクルージョンの体感的理解と実践
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ハラスメントの起こる構造を客観的に理解と予防
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感情の表現とアンガーマネージメント
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こんなときどうする?接客接遇
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「相手の立場に立つ」「役割を練習する」任意の研修
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社内ディレクター養成
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弊社の他コンテンツとの組み合わせとアレンジ
フォームからお問い合わせください。
参加者の声
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普段の自分の役割から離れて、誰かを演じてみるということが、こんなに頭をスッキリさせるものだと思いませんでした。演じるのは会ったことも話したこともない人なのに、スッと「入れる」のと、セリフがパッと出てくる感じは、言葉で表しきれない面白さで、まさか自分がこんなことができるなんて思わなかったです。演じてみて色々皆で話すのも、たくさんの気づきがいっぱいでした。
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ある職業の方を演じてみたら、限られた制約の中でお客様のために努力しなければならないんだと自然にわかって、実はこんなに大変だったんだなと気づいて、すごく目からうろこでした。日常の中で何気なく接している人の裏側を想像できたので、何も考えず接していたことが変化していきそうです。
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評価とは関係のない世界でその役を演じてみるって、自ら気づくことがたくさんあるよねぇって感じました! 勝手に気づいちゃう(気づけちゃう)場って、押し付けがましくなくて安心だし、純粋に楽しいですね^ ^
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(体験時)社内で研修をするものとして、一方向でしかないコミュニケーションにすごく悩んでいたのですが、今回体験して一筋の希望をもらったような気がしました。⇒(ディレクター講座受講後)クライアント先でソシオドラマを利用して接遇研修をしてみたのですが、ものすごく盛り上がった上に、教えなくても自ら気づいてくれることが起き、対話も活性化し、代表からも「絶大な面白さ」と評価してもらいました。今のところ、お客様からは高評価しかありません。ソシオドラマ、すごい!可能性しかないです。
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おためしから数か月経って、あの2時間の体験が忘れられず、ディレクター講座を申し込みました。これまで社内でリモートワークショップの「距離感」にすごく困っていたのですが、ソシオドラマはオンラインでもつながりを感じられるし癒されるのがすごい。シャイな日本人だからこそ、オンラインだからこそ感情表現をしたり演じられるこのメソッドに、すごく可能性を感じています。部下とやってみるのが本当に楽しみです。
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ネガティブな感情を扱うはずなのに、不思議なことにそれが楽しさやカタルシスに昇華できるところがとても興味深いポイントである。どんな難しいテーマでも、途中からみんな笑顔+笑顔、楽しくて夢中で演じたり考えたり話して、チーム感も高まる。最後はスッキリしていて、何かわからないが心身が元気になっている。そしてそのベースにある、ディレクターの強制しない立ち振る舞いと、心理的安全性の担保された場作りが素晴らしい。
その他よくいただく感想
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時間があっという間に過ぎる。とにかく楽しい。
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オンラインなのに、ここまでリアルに体感できここまで楽しいワークは初めて。
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「そうだったんだ」「こうなのかも」という気づきが本当にたくさんある。
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自分の中から何かが湧きあがって、驚くほどとっても自然に演じられる。
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人の創造性や個性が発揮されて、演じているのも見ているのも本当に楽しい。
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今まで知らなかった自分や仲間を知ることができる。
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人の可能性をひしひし感じる。
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自分には即興力なんてないと思っていたけど、あった。
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頭でいくら考えてもわからない領域の外までいける。気づきが多様で深い。
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今の時代に、可能性しかないメソッド。
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おなかが痛くなるほど爆笑した。いまだに、何が起こっていたのかよくわからない。
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場が安全で、安心してワークに没頭でき、自由に表現できた。
Q&A:よくある質問
◇◇個人向けQ&A◇◇
演劇ですか?劇は苦手なのですが…
▶演劇ではなく心理劇メソッドです。演技力は必要なく、考えなくても驚くほど自然にセリフが出てくることにびっくりされることと思います。苦手な方にほどチャレンジしてほしいですが、観客という役もありますので、最初は見ているだけでも大丈夫です。
どんなテーマのワークショップがありますか?
▶これまで「感情と体感する・表現する」「EQ」「パートナーシップ」「職場の人間関係」などが企画されました。不定期開催なので、お知らせをご覧ください。
ワークショップの参加に必要なものは何ですか?
▶オンラインであれば、PCと問題なく音声や映像がやりとりできるマイク・カメラが必要です。オフラインのときは動きやすい服装のほか、テーマによって持ちものがあるときがあります。
ディレクター(基礎)講座とは何ですか?
▶ご自身でライトバージョンのソシオドラマ「任意の人々に向けて、ある目的でのソシオドラマセッションができるようになる」を目指す講座です。まずご自身がじっくり体験する・楽しんでいただくところからはじまり、ディレクションにあたっての基礎知識やマインドセット、一緒にプランニングをしていき練習する、アフターケアも含まれています。一度体験いただいた方にご案内をしております。
ディレクター(基礎)講座を受けたら自分でワークショップができますか?
▶可能です。ただ、基礎編のみでは内容が限られ、本来の「ソシオドラマティスト」ができることにはまだ至らないため、引き続き学んでいただくことをお勧めします。
なんでもできるソシオドラマティストになっていただくためのアドバンス講座も準備中です。
◇◇組織向けQ&A◇◇
どんな研修がありますか?
▶人間関係の課題に向き合う目的であれば、どんなテーマのものもご用意可能です。例えば「部下・上司の気持ちを体験する」「クライアントはどんな気持ちでいるか体感する」「EQ(こころの知能指数)を高める」「ハラスメントが起きる構造を全体視する」「ハラスメント相談窓口の対応トレーニング」「マイノリティの人の状況を体感する」などなど… 課題やニーズを教えていただければ、あわせてご提案可能です。
何人から受け付けてもらえますか?また何人まで大丈夫ですか?
▶受付じたいに制限はありません。開催にあたってオンラインでは一度に3~15人程度、オフラインでは5人~20人程度を目安としていますが、場所やテーマにより工夫できますので、ご相談ください。
面白そうなのですが、取り入れるイメージが全くつかめないのですが…
▶体験してみないとわからない類のものですので、文章での想像と実際はずいぶん違うはずです。初心者でも安心して楽しめる「体験」も提供可能ですので、お問い合わせください。体験いただければ、導入イメージがパッと広がってくるかと思います。
どんなものが必要ですか?
▶オンラインではPC+カメラ・マイク、安定したネットワーク環境があれば可能です。オフラインでは、人数にあわせた一般的な会議室など、ある程度の広さの部屋があれば、ステージは特に必要ありません。小道具も特に必要ありませんので特別な準備なくご提供可能です。