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しょくばのかがく2023年7月号

7月21日(金)

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Zoom

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しょくばのかがく2023年7月号
しょくばのかがく2023年7月号

日時・場所

2023年7月21日 19:00 – 21:30

Zoom

イベントについて

概要  

職場の人間関係や感情を化学する。

企業・業種を越えた、悩めるリーダーのための実験的ワークショップ+対話プロジェクトです。

月1回、平日夜にオンライン(Zoom)でご参加いただけます。

ご参加条件:

①企業・組織でマネージャー・リーダー的役割を担っている30代以上の方

②感情の取り扱いや人間関係に課題を感じつつ試行錯誤している方

『人の気持ちを理解しろと言われても、よくわからない…』

『苦手だけれど、やらなくてはいけない…』

心の時代と言われ、部下やチームメイトの感情を理解したり、ケアしたりすることが必然になっている今、どうしたらよいかわからないまま試行錯誤するマネージャー、リーダーたちのため、とても有効な心理的教育メソッドと、悩みを共有し共に取り組める連続的な場を提供します。

人の感情は、じつはかなり客観的に理解をすることが可能です。心の理解を優しさや共感力など性格的なものに頼りきるのではなく、感情を力学(=人の間に発生するダイナミクス)として捉えシミュレーションをします。さらにif の実験を加えたり、様々な視点から気づきをディスカッションしあうことで、今までにない観点・深度での理解を狙う、「職場の化学」実験室です。

 何をするの? 

全6回の中で、基本は、メンバーから出た人間関係や対人感情の課題に共に取り組みます。

心理劇メソッド(*)を使い、立場・役割という視点をベースに、力学的に「人の感情が発生する場」をシミュレーションします。力関係を調整したり、立場を変えてみたり、言葉を変えてみるなど「もし〇〇なら…」の実験を重ね、それぞれの立場からの気づきをオープンにし、考察することを繰り返します。

人の持つ創造性をメソッドにより高いレベルで引き出し、体感的・直観的な気づきと、力学的・論理的理解の双方で取り組めるので、全体的な理解度が高い手法です。演技力は全く必要なく、オンラインでとても楽しく安全にワークができます。

その他、メンバーから出る悩みややってみたいことによって、話し合いつつ実験内容は変化します。いずれの場合も「人間関係や感情に化学的(**)に取り組む」ベースは変わりません。頭はクールに、心は温度感を変えながら…を理想に実施します。

(*)ソシオドラマ。社会心理学者Moreno(1889-1974)が開発した『人間関係に起こる課題を可視化し解決を目指す、即興劇を使った教育的手法』です。ディレクターはフィンランドでEU圏内ソーシャルワーカーの必須スキルとして学び、とても有効な手法であるとほれ込み、日本に帰国してからオンラインでの実施を研究してきました。

(**)「化学(かがく)」は、物質の組成や性質、反応、構造などを研究する学問のことを指します。化学は、実験や理論に基づいて、物質の性質や構造を解明することを目的としています。(ChatGPTにききました)

 こんな人に 

★企業/組織でマネージャー・リーダー的役割を担っている30代以上の方で…

・「人の気持ちを察するのが苦手」と感じている方

・「そもそも自分の感情もよくわからない」と感じている方

・人間関係の感情面に課題を感じつつ試行錯誤している方

・実験的に様々な人の気持ち、立場を体感することに興味がある方

・感情を力学で理解するという視点に興味がある方

・思考実験が好きな方

・自分は理系なところがあるな、と思う方

 開催情報 

【2023年7月21日(金)より月1で開催!】

・場所:基本オンライン(Zoom)

※ご希望により、リアル+オンラインのハイブリッド回も検討します

・時間:2時間(初回のみ2.5h)

・頻度:月1回・全6回

・期間:2023年7月21日より2024年1月26日まで

・曜日:第3または第4金曜日 19時より

・費用:33,000円 (早割一括:29,800円 ※早割申し込みは6/15まで)

・最少催行人数:4名

★参加者には「不器用なリーダーのための感情言語化チャート」贈呈

・必要な環境:

以下を推奨いたします。

・PCまたはタブレット(スマホよりも大きな画面が必須です)

・音声がクリアに聞ける、話せる機器の状態(リモート会議等で問題がない程度でOK)

・人が通りかからず、落ち着ける、遠慮なく声が出せる場所からのアクセス(安心して自由に演じていただくため+笑い声等を遠慮なく出していただくため)

・自分の表情が見せられる明るさ(暗い場所の場合、ライトのご用意など)

・ビデオ、音声は基本ONで、演出上途中OFFをお願いすることがあります

 主催者コメント 

主催者のおおばやしです。私は北欧で学びソーシャルワーカーの資格を得て、D&Iやウェルビーイング、コミュニケーション向上に携わり、企業リーダ―の方の悩みをお聴きしたり、個性を活かし合うための深い対話を行うなど、現在いわゆる「人に寄り添う」「こころの労働的な」仕事をしています。

けれども、私個人は、とくに共感力が高かったり、そもそもの性格として「人の気持ちがよくわかる」特性ではなく、働く人が健やかにいられる手伝いをしたい、人のために何かしたいと強く思ってはいても、「人の心を理解しよう」は、実はとても苦手なほうでした。(ロジックやメソッドにほっとする、いわゆる理系的な面がけっこうあります)

そんな私ですが、フィンランドの大学で学んだある心理劇メソッド(ソシオドラマ)が、自分の認識を大きく変えてくれました。その理系的な面によって「心の理解」を飛躍的に向上させてくれたのです。(これは体験しないと、文字で言葉を尽くしても伝わらないものなのですが)おかげでこの手法の大ファンになったので、「日本でもこれを広めたいなあ」と思い、ちょうどコロナ禍になったタイミングで、3年かけてオンライン版のディレクションを研究し「楽しく安全に感情について取り組める、実験できる」方法をブラッシュアップしてきました。

劇とはいいますが演技力は不要で難しいことは何もなく、「設定を決めたら自然と口から出てくる言葉にまかせて会話するだけ」で、ワークが成立します。自分は全然クリエイティブではないとか、人の気持ちがわからない、と言っていた方も(むしろそういう方こそが)、納得感をしっかり感じながら楽しく取り組んでいただけます。

3年やって改めて思うのは、人間関係とそこに起こる感情は、思っていたよりずっと力学的であり、自分と全然違う人生を歩んでいる人の気持ちだとしても、決して予測不可能なものではないということです。また、立場・役割の摩擦が感情の発生に影響するため「絶対的な悪人は存在しない」という確信のようなものも持てて、心が楽になりました。

「人の気持ちを大事にしなさい」その大事さはわかるしやりたい。でもどうやって大事にできるか?まず理解できるのか?は全く別の話です。このメソッドは理解や洞察に優れています。EQでも言われているように人の感情は認識⇒尊重の順で取り組めますが、「認識」さえできれば、あとは尊重をする、どちらも技術的に可能です。

当「職場の化学」は、自分は性格的に優しくないし、共感的ではないし、心がきっとわからないから…と思っている方にこそ、体験してもらいたいワークショップです。複数回体験すると、本当に体感で「感情の理解」に変化が起きてきます。同じような課題を抱える方と一緒に悩みを共有しつつ取り組めるよう、じっくりと6回連続での「実験室」をご用意します。

思えば、お仕事で感情を扱う仕事ってたくさんあって(警察官、お客様センター、飲食業、医療などなど…)もともとの個性や性格で適応している方もいらっしゃいますが、多くの場合パターンからスキルを身に着けていると思います。マネージャーやリーダーの方々にも、ありそうな場面、実験、パターン化…をご提案したいです。

主催者

おおばやしあや

・一般社団法人ウェルビーイングコミュニケーションラボラトリー代表理事

・フィンランド国家認定ソーシャルワーカー

・Laurea University of Applied Sciences Department of Social Services 卒(2016)

会社員を経験後、「日本の職場をなんとかしたい」と、幸福度世界一の国フィンランドで5年学び、ソーシャルワーカー(EU有効)の資格を得て帰国し起業し7年経ちました。「自然体で幸せに働ける」こと…ダイバーシティやウェルビーイングを、形だけではなく本当の意味で実践したい、高めたいと考える日本の企業リーダーを支援すべく、コミュニケーションの質と創造性を向上するツール開発(Cx3BOOSTER®、Cx3mini、ソジテツ®シリーズなど)や、ワークショッププログラム、研修などを提供しています。

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